1998年8月アーカイブ

8月22日 新宿紀伊國屋ホールにて

毎度もナイロンの公演です。
今回はズット前から誘っていた友人を連れて3人で見に行く事になっていた。こうやって1人でも多くの演劇ファンができたら幸いサ。
会場は紀伊國屋ホール。紀伊國屋自体は何度か行った事はあるが、まさかあそこにホールが有るとは思ってもみなかった。
今回のフローズンビーチはナイロンでもたまに有る小人数キャスト。しかも犬山さん、今江さん、峯村さん、松永さんの女性4人。う~ん、いったい女性4人というキャスティングでどういう舞台をするんだろう?
大倉さんが出ないのが少々ザンネン。そして会場にGO!
会場は思ったよりも広くて驚き。しかも席が5列目のほぼ中央。初めて中央の席に座る事が出来た。
今までなんて、最前列でも一番端だったり、中央かと思えばかなり後ろの席だったりと席運には恵まれていなかったのよ。
しかし、会場に入って目を疑ったのが「上演時間2時間15分・途中休憩無し」の張り紙。
えっ?ただでさえ長くて有名なナイロンの舞台なのに途中休憩が無いなんて・・・。
ふ~、水分摂取を控えていて良かったわ~。オイラは水分を取ると直ぐにトイレに行きたくなる体なんで、演劇やら映画なんかの前は水分は出来るだけ取らないようにしている。
途中でトイレ行きたくなったら、ストーリーを楽しめなくなるしね。みんな気を付けよう!でも、2時間以上有るんで念入りにトイレに行ってみる。
途中休憩が無いって事はかなりテンポのイイ作品なんでしょう。期待します。
で、開演時間。開演にあたっての注意事項をナイロンおなじみのスライドショーで説明。これは新しい発想ですな。
また、このスライドショーから笑わせてくれます。「上演時間中時間を気にしたり、居眠りをしたりすると酷い目に合うでしょう」などという注意事項から椅子の座り方(紀伊國屋ホールの客席は段差が少ない為、椅子に深く座ってしまうと後ろの人が見えづらい。そこで椅子は60°の角度で座りましょう)を面白おかしくスライドショーで見せてくれましたわ。
今回のフローズンビーチはサスペンスっぽいノリのお話です。誰か殺したいと思っている人がいて計画的に殺人を企てていたが、様々な偶然により思ってもみない方向に、そして勘違いでの殺人。ナイロンのサスペンスは「ただ人を殺してどーだ」っていうのじゃ無いです。
トーゼン笑いはたっぷり入ってるんデスけど。
そうそう、いつも思うんですけど舞台俳優ってスゴイですよね。フローズンビーチでは峯村リエの長~いセリフから始まりデス。今回のパンフレットには台本も付いていて、それを見てもセリフが長い。
オイラも小学校の頃、劇をやった事有るけどセリフ一言二言が精一杯。さすがプロだね。演劇って映画やドラマと違って遣り直しが利かないし、シーン毎に分けてるわけでもないし舞台俳優はスゴイね。
CASTは
●千津(峯村リエ)・通称「チー」
87年当時20歳。愛に招かれて別荘に来るのは2度目。看護学校に通っている。
●市子(犬山犬子)・通称「いっちゃん」
87年当時20歳。千津とは高校時代の同級生。
●愛(松永玲子)2役
87年当時20歳。別荘の持ち主・梅蔵の娘。千津とは幼なじみ。
●萌(松永玲子)2役
愛の双子の姉。
●咲恵(今江冬子)
87年当時23歳。20歳の頃梅蔵の運転する自動車に追突され、視力を失う。86年梅蔵と結婚、愛の義母になる。
出演者はこれだけです。
サラッとあらすじを
1987年千津と市子がカリブ海辺りにある愛の別荘に招待される。そこで千津が予てよりの計画「愛殺し」を市子と共に実行する。
しかし、殺されたはずの愛は生き残り偶然(でもないけど)死んだ萌を愛に見せかけ愛は萌を演じる。
千津は愛を殺したと思い、そのまま日本に帰る。
1995年再び千津・市子が別荘に来る。しかし梅蔵が死んだせいで愛たちは別荘を近々出て行かなくてはいかなかった。
千津はオウムに入信していた。お土産のヤツハシには毒が入っていて、咲恵はそれを食べて倒れる。
毒は千津が入れたもの。8年前に愛を殺したと思った千津だがそれは萌だった。ずっと人殺しと思って生きてきた千津は愛に仕返しをする。
しかし、ヤツハシの毒は死ぬものではなく体が痺れるだけ。
でも、本当の毒だと思い愛は千津を殺す。そこで、市子の怪しい指パワーで千津は助かる。
2003年島は地盤沈下で海の底に消えつつある。別荘も2階までが海に浸かっている。別荘には誰も住んでいないが、たまたま4人が集まる。
そこで過去の話しやカニバビロンの話しなどをして終わってゆく。
ってのがあらすじデス。
今回1番笑ったのが「オウム」ネタ。当時からウサン臭くてイロイロと笑かしてくれてましたが、それを今更持ってくるので、大笑いしちゃいました。
犬山犬子さんが「ショーコショーコショコショコショーコ」と麻原のテーマソングを唄い「ああ、いい曲ですよね。特にこのショコショコってところが。」って所がカワイイ。
また犬山さんの指が切れるシーンが有って、その指を持った松永さんが指の力に操られるように空中に「ゆ」と書く。
その瞬間、「あっ、次は「び」だな」って思ったら、やっぱり「び」って書いてくれて大笑い。
分かっていても笑える、このくだらなさがイイね。
今回は松永さんがイイ。最初、愛と萌の2役が松永さんって分からなかった。萌は最初からベットで寝ていたが、足だけしか見えておらず誰だろう?って。
そして松永さんの水着姿。イイね。それより良かったのがチャイナドレス姿。梅蔵さんの墓参りに行く設定だけど、なぜお墓参りにチャイナドレス?
でも、チャイナドレスがイイ。
パンフレットには松永さんが腹黒いなどと書いてあったが、腹黒いんですかねえ?
それに、インターネットもやっているらしいよ。
キャスト4人でのフローズンビーチはどんな物かと思っていたら、ヤッパリ楽しかった。
時代設定がチャントしているんで、懐かしいネタなんかが多々でてきて良かったんじゃ無いでしょうか?
あと「ザンパノ」さんの名がチョット出てきたけど、ガンビーズのザンパノさんですかね?

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